うがい薬は効果ある?ない?どっちなんだい。
外から帰るとうがいをしなさい。と子供の頃から
親や幼稚園、学校で嫌というほどお教えられてき
ましたよね。
手洗い、うがいは風邪予防の1つですし、簡単に
できます。水だけでする派。うがい薬派。と
両方いますが、はたしてどちらが効果があるの
でしょうか?
うがいの歴史は古く、日本では平安時代から行われて
います。人間は無意識に口、鼻から呼吸することに
よって常に空気中の雑菌やウイルスを吸い込んでい
ますよね。普段、健康状態がいい時は、喉にある
繊毛(せんもう)が活発に働き唾液は内から外に
流れて、雑菌やウイルスを体に入らないようにし
ています、雑菌やウイルスの付いた唾液をうがい
で吐き出すことで風邪予防の効果があると言われ
ます。
また、乾燥による口のネバつきによる口臭予防
にも効果があるのでこまめにうがいはしたほうが
エチケットにも良いでしょう。
うがい一つでこんなに効果があるならより殺菌効果
のあるうがい薬を使ってしたほうが雑菌やウイルスを
殺してくれると思われがちですが、実はそうでもなく
さらに逆効果ならどうしますか?
京都大学の研究で、水うがいをするのと、しない人
を比べると、40%も風邪をひかない結果がでて
水うがいの効果が表れてますね。
うがい薬(ヨード系)よく見る薄茶色のうがい薬を
使ってうがいをした人は12%と、なんと水うがいの
ほうが効果が高い結果なのです。
うがい薬が何故?効果がない理由としては、ヨウ素
入りのうがい薬の添付書には、真菌・細菌・ウイルス
の殺菌・消毒と書いてます。
これにより、人間が本来もつ口の中に住む微生物まで
殺してしまう為だと思われます。
口の中に住む微生物によって雑菌やウイルスから
守られているのを、ヨウ素で殺し口内をまる裸に
してしまう事でうがい薬を使ったほうが逆効果の
原因となってます。
じゃあうがい薬はいつ使うの?
口内炎や口のなかを傷つけてしまった時などは
うがい薬などで清潔に保つことが大事です。
人間には、体に必要な菌もあるので必要以上に
抗菌殺菌をせず、体内や皮膚に住む微生物と
うまく共存共栄して人間本来の免疫力や
自然治癒力を高めていつまでも若々しいく
健康ですごしましょう。