天然塩と精製塩塩化ナトリウム、母なる塩と悪魔の粉。
梅雨も明けクソ暑い真夏がまたやってきましたね。
子供の頃は夏休みで1ヶ月のパラダイスが、
待ち遠しくてたまらなかったものです。
しかし、社会人となり、この年齢になると、
真夏は敵でしかない(笑)
特に私のように外で働いている方は共感してもらえると思います。
この季節になると、会社やニュースでも頻繁に
騒がれるのが「熱中症」ですね。
数年前から、世間や医師は生活習慣病予防の為に
減塩を進め、買い物に行けばどの商品も減塩が
目にとまります。
普段は、減塩減塩と言いながら、夏が来ると塩分を
とれ！と、疑問を感じるのは私だけでしょうか？
もちろん、発汗による体内から塩分が失われてそれを補給するのはわかるのですが、塩分補給の商品や
会社が用意してくれる塩分を良く見ると
「塩化ナトリウム」と書いてあります。そう！
化学製品です。人間は塩がないと生きていけませんが、この化学製品の「塩分ナトリウム」は必要なのでしょか？
そもそも、何故？塩が高血圧の原因と言うわれてますが、調べるとあまり、高血圧と減塩は関係ないようなのです。
まず、よく売られいる食塩や食卓塩は、化学製品の
塩化ナトリウム99%以上。これは、製造工程で
原塩を塩水で洗い→溶解→煮立てて→結晶化
この課程で微量ミネラルは取り除かれるので、
(塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩化カリウム、鉄分、カルシウム、マンガン、ニッケル)
精製塩は、塩とは言えませんね。ただの
しょっぱい味のする白い粉です。(笑)
天然塩は海水を凝縮して作られるので、にがり
、ミネラルはそのまま残ってます。
食塩、食卓塩の塩化ナトリウムをとると、血液中の
ナトリウム濃度が高くなり、それを薄める為に体内の水分を奪い喉が渇き大量に水分を摂ると、血液量が増えて血圧が上がるのですね。と言う事は
熱中症対策には精製塩は意味ないですね(笑)
この自然の物でない塩化ナトリウムを塩と思って摂っていると
高血圧や色んな病気を引き起こす原因となります。
減塩について。
塩分が少なくなると人間は弱ってしまうので
減塩減塩と気にしすぎるのはかえって逆効果。
人間の血液や体液、また妊婦さんの羊水はとても
海水とよく似ているそうで、人間にとっては塩は
とても必要な成分。
母なる海。とはこのことかも知れませんね。
良質な塩は、体力の維持や免疫力を高めたり、
胃液分泌をスムーズにしたりと、体には必要不可欠
で自分の体が必要な分摂っても、塩分は汗や色んな
方法で体から排出されるので高血圧になることは
ありません。
高血圧と塩
1953年に高血圧学者メーネリーの研究
ネズミに6ヶ月間、通常の2倍の20〜30グラムの
食塩を与え水にも1%の食塩を混ぜて飲ませ。
人間で言うと1日に200グラムを40年間摂った計算
で10匹のうち4匹が高血圧の結果。
1960年にも高血圧学者ダール(アメリカ軍将校)
が出した論文に、日本人には高血圧が多い。と
東北地方と南地方の塩分の摂りかたを研究。
1日平均27〜28グラム塩分を摂る東北地方
南地方は14グラムで東北地方のほうが高血圧が多い
と結論。
でも人間って寒いと血管も縮まるので寒い地方の
人は血圧を上げて血液をスムーズに体に送る必要が
ありますよね。歳をとると筋肉が落ちるのと同じで
血管も衰えるので圧力を上げないと重力に逆らって
心臓より高い所には血液を送れません。
逆に高血圧の人に減塩生活のした研究結果もあり
厳しい減塩生活を100人調査したところ、2〜3人しか
血圧に変化はなかったとの結果もあり、塩分と血圧
はあまり関係ないのです。塩分を摂っても血圧は上がらない人のほうが多かった結果となりました。
高血圧の原因はこのように根拠に乏しい理由で
塩が原因だとか高血圧だから降圧剤を処方されたり
といい加減なのです。そして、現代でも
この塩分が高血圧の原因と言うのが一人歩きして
います。不思議ですよね(笑)
さて、人間にとって必要不可欠な塩分とミネラル
を減塩するとどう変化が現れるのでしょう。
腸内の微生物の動きが鈍くなる、解毒力の低下
無気力になる。など、
減塩して良い事ありませんね。減塩こそが万病の元
かも知れません。
食塩食卓塩塩化ナトリウムを避け、良質な塩を
選び、体が欲しがる塩分ミネラルをしっかり取り
このクソ暑い真夏を健康のまま乗り切りましょう！
